これがインド人エンジニアの素晴らしさ!

インド人エンジニアに学べ!

インド人エンジニアの素晴らしさ

インド人エンジニアについて考えてみると驚かされることが数多くあります。素晴らしい人材を数多く輩出しているインド工科大学の学生に対する世界の評価が破格のオファーという形で表れているのを目の当たりにすると、世界基準で考えてみてもそれがいかに凄いことなのかを理解することができます。実際に世界の名だたる大手企業のトップに君臨しているインド人も多く、名実共に最高評価を受けています。しかし、インド国内の現状に目を落としてみるとまだまだ発展途上の現実も見えてきます。

インド人エンジニアの素晴らしさ

高騰するインド工科大卒の学生

高騰するインド工科大卒の学生

日々急速に進歩することが求められているIT企業は、優秀な人材確保が企業の存続には欠かせません。世界中の大手IT企業がかなりのコストをかけてでも手に入れたい人材が、インド工科大卒の学生です。人材の獲得競争が激化するあまり提示される年収額が年々増加の一途をたどっていて、アメリカのトップクラスの人材に提示される年収額の数倍にも高騰してしまっています。そのため、インド国内でも学歴競争が激化しているという現状もあります。

活躍するインド人リーダー

活躍するインド人リーダー

幼い頃から計算やITについて学び、理数系の教育にかなりの力を注いでいることでも有名なインドでは、優秀な人材が数多く育ってきました。中には世界の大企業のトップにまで躍り出る人もいて、その能力を最大限に活かして活躍を続けています。ここでご紹介するニケシュ・アローラ氏とスンダー・ピチャイ氏の両氏は、大手企業のトップとして世界からも高い評価と注目を集めていて、これまでにも輝かしい実績を残しているインド人エンジニアです。

意外な一面も

意外な一面も

世界レベルのITエンジニアばかりというイメージが強いインドですが、当然のことながらITを志す人全てがそのようなレベルに達するわけではありません。国全体として教育に力を入れていることは事実なので優秀なエンジニアが育ちやすい環境にあることは間違いありませんが、それでも世界のトップで活躍できるまでに達するのは一部の人達で、エンジニアとしての技量はあってもプロジェクトを仕切るだけの能力や繊細な対応力があるとは言い難い状況も見られます。

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ハングリー精神を学ぶ

良く言えば奥ゆかしく、悪く言えば積極性に欠けるという気質は、日本人の多くに見られる傾向です。日本人の中にも積極的でやり手の人もいることは確かですが、世界で横並びに競争するとなると強いイメージがあまりないというのも事実ではないでしょうか。その点で、インド人が持つハングリー精神は日本人エンジニアにとって学ぶところが多いと言えるでしょう。今後世界で活躍したいのであれば、ハングリー精神が必須と言っても過言ではありません。

高騰するインド工科大卒の学生

国全体で幼い頃からの理数教育に力を入れているインドでは、ITに強い人材がどんどん育成されています。インド工科大学は世界でもトップクラスの大学です。高いIT技術を持つ人材が数多く在籍してきたという実績もあり、世界の大手IT企業がこの大学から人材を確保すべく激しいオファー競争を繰り広げています。学生に提示される報酬額はどんどん高値になっていき、最高で年収4000万円以上にもなる企業が現われているほどです。

インドのシリコンバレー「ベンガルール」

インドのシリコンバレーとして有名なベンガルールは、イギリスの植民地時代に名づけられた英語名のバンガロールから現地語のベンガルールに戻される型で改名されました。ベンガルールに世界のIT企業が集まってくる理由はいくつかありますが、インド人エンジニアの需要が高まったきっかけは、かつて世界中に不安をもたらしたY2K問題です。また、ITの研究開発分野の場合、税制上の優遇措置が後押しとなって世界中から企業が集まりやすい基盤が整っています。