インド人に負けられない日本人!

インド人エンジニアに学べ!

負けられない日本人

日本のIT技術は世界から見て決して劣るものではありません。しかしインド人のITエンジニアについて見ていくと、確かに世界のトップクラスと評されるだけのことはあると思えるものばかりで、学べることはたくさんあります。日本人エンジニアも、インド人に負けずにお互いが切磋琢磨していくためにさらなる高みを目指して努力していくということは、自分のためだけでなく世界のIT技術の発展にも力を添えることになるので、高い志を持って積極的に行動していきたいものです。

負けられない日本人

インド人から見た評価

インド人から見た評価

世界屈指のITエンジニアが集まるベンガルールは、インドのシリコンバレーと呼ばれている場所です。そこで働くエンジニア達は、世界から仕事を受託して様々な国のエンジニアと接してきました。そんな彼らから見て日本人のエンジニアはどのように映っているのかを聞いてみると、技術力に関してはインド人と同等かそれよりも上と評価する声もあります。一方でネックになっているのが、日本人エンジニア達の英語によるコミュニケーション力不足です。

ハングリー精神を学ぶ

ハングリー精神を学ぶ

生き残り競争の激しいアメリカのIT業界で長くエンジニアとして活躍し続けるには、実力はあるのが当然で成果が出せることが基本中の基本です。そして仕事を勝ち取っていくという積極性と強気なハングリー精神が必要不可欠なのです。謙虚で奥ゆかしい気質を持つ日本人エンジニアは聞いただけでも後ずさりしてしまいたくなるような話かもしれませんが、高い能力を世界で発揮していくためには、インド人エンジニアが持つハングリー精神を見習うことも大切です。

”Stay hungry, stay foolish”を考える

”Stay hungry, stay foolish”を考える

アップル創業者のスティーブ・ジョブズ氏がかつて学生に贈った言葉の中に「Stay hungry, stay foolish」というものがあります。直訳すれば「渇望しろ、バカでいろ」ですが、これを意訳していくと深い意味を読み取ることができます。この言葉をITエンジニアに当てはめて考えてみると、成長に終わりのないエンジニアが早いトレンドの流れについていきながらキャリアを上げていくためには、強い上昇志向とたゆまぬ努力が不可欠であることに気づかされます。

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ハングリー精神を学ぶ

良く言えば奥ゆかしく、悪く言えば積極性に欠けるという気質は、日本人の多くに見られる傾向です。日本人の中にも積極的でやり手の人もいることは確かですが、世界で横並びに競争するとなると強いイメージがあまりないというのも事実ではないでしょうか。その点で、インド人が持つハングリー精神は日本人エンジニアにとって学ぶところが多いと言えるでしょう。今後世界で活躍したいのであれば、ハングリー精神が必須と言っても過言ではありません。

高騰するインド工科大卒の学生

国全体で幼い頃からの理数教育に力を入れているインドでは、ITに強い人材がどんどん育成されています。インド工科大学は世界でもトップクラスの大学です。高いIT技術を持つ人材が数多く在籍してきたという実績もあり、世界の大手IT企業がこの大学から人材を確保すべく激しいオファー競争を繰り広げています。学生に提示される報酬額はどんどん高値になっていき、最高で年収4000万円以上にもなる企業が現われているほどです。

インドのシリコンバレー「ベンガルール」

インドのシリコンバレーとして有名なベンガルールは、イギリスの植民地時代に名づけられた英語名のバンガロールから現地語のベンガルールに戻される型で改名されました。ベンガルールに世界のIT企業が集まってくる理由はいくつかありますが、インド人エンジニアの需要が高まったきっかけは、かつて世界中に不安をもたらしたY2K問題です。また、ITの研究開発分野の場合、税制上の優遇措置が後押しとなって世界中から企業が集まりやすい基盤が整っています。