日本人が考えるべきエンジニアの考え方

インド人エンジニアに学べ!

”Stay hungry, stay foolish”を考える

負けられない日本人

インド人エンジニアについて知ることによって、日本人エンジニアがこれから先さらに成長していくために必要なたくさんのヒントを得ることができます。グローバル化が進むこれからの時代において、インド人のように国内だけでなく世界に通用するエンジニアを目指すにはどうしていけば良いのか、その道筋が見えてくるのではないでしょうか。

”Stay hungry, stay foolish”を考える
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Stay hungry, stay foolish

”Stay hungry, stay foolish”を考える

かつてスティーブ・ジョブズ氏がスタンフォード大学の卒業式で学生に向けた有名な言葉に、「Stay hungry, stay foolish」というものがあります。この言葉をそのまま訳すと「渇望しろ、バカでいろ」という意味になりますが、エンジニアという仕事にこの言葉を当てはめて考えてみると奥深いものがあります。「渇望しろ」というのは、現状に甘んじず常に自分の成長を追い求めること。一方「バカでいろ」というのは、日本のことわざにある「初心忘れるべからず」に近い意味として捉えることができるかもしれません。この「Stay hungry, stay foolish」という言葉は、現状に甘んじることなく、さらなるステップアップとしてフリーランスの道を考えているITエンジニアにとっては大きな励みになるでしょう。
フリーランスのITエンジニアは決して楽な道ではなく、むしろ軌道に乗るまでは苦しい時が多いかもしれないという覚悟はしておかなくてはなりません。しかし、ジョブズ氏の言葉にあるように常にハングリーであること、初心を忘れないことは、フリーランスの基本とも言える大切な考え方です。そうあり続けるためには強い意思と行動力が求められますが、自分が頑張ったらその分収入として形になるのでやりがいも多く感じられるでしょう。フリーランスになれば会社員とは違った苦労がある分、会社員にはないメリットもあります。特にITエンジニアの仕事はパソコン1台あればどこでもできる仕事も多いので、朝の通勤ラッシュからは解放され、男女問わず家庭と仕事の両立もしやすい環境を作ることも可能になります。
しかし、フリーランスのITエンジニアを目指すときには仕事探しの面でやはり不安を感じることもあると思います。そんな時に力を貸してくれるサイトがたくさんあります。下記にみなさんへおすすめのサイトをご紹介していきたいと思います。

レバテックフリーランス

レバテックフリーランスは、IT系フリーランス専門のエージェントです。難しい仕事探しから参画後まで、専任のコーディネーターによる全面サポートを受けることができます。マッチング実績も豊富なので安心して利用できます。

レバテックフリーランス IT案件検索サイト

ITなびSES

ITなびSESは、ITエンジニアを探している企業とふさわしい人材をマッチングさせるサイトです。フリーランスだけでなく企業単位でも仕事を探すことができるので、IT営業の強い味方でもあります。

ITなびSES IT案件検索サイト

リヴィティエ

リヴィティエは、フリーランス向けの案件を紹介し企業とのマッチングを行っているサイトです。IT業界に詳しいスタッフが、ひとりひとりに寄り添ってきめ細やかなフォローをしています。保有している案件は、開発系だけでなく上流案件も多数あります。

リヴィティエ IT案件検索サイト

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ハングリー精神を学ぶ

良く言えば奥ゆかしく、悪く言えば積極性に欠けるという気質は、日本人の多くに見られる傾向です。日本人の中にも積極的でやり手の人もいることは確かですが、世界で横並びに競争するとなると強いイメージがあまりないというのも事実ではないでしょうか。その点で、インド人が持つハングリー精神は日本人エンジニアにとって学ぶところが多いと言えるでしょう。今後世界で活躍したいのであれば、ハングリー精神が必須と言っても過言ではありません。

高騰するインド工科大卒の学生

国全体で幼い頃からの理数教育に力を入れているインドでは、ITに強い人材がどんどん育成されています。インド工科大学は世界でもトップクラスの大学です。高いIT技術を持つ人材が数多く在籍してきたという実績もあり、世界の大手IT企業がこの大学から人材を確保すべく激しいオファー競争を繰り広げています。学生に提示される報酬額はどんどん高値になっていき、最高で年収4000万円以上にもなる企業が現われているほどです。

インドのシリコンバレー「ベンガルール」

インドのシリコンバレーとして有名なベンガルールは、イギリスの植民地時代に名づけられた英語名のバンガロールから現地語のベンガルールに戻される型で改名されました。ベンガルールに世界のIT企業が集まってくる理由はいくつかありますが、インド人エンジニアの需要が高まったきっかけは、かつて世界中に不安をもたらしたY2K問題です。また、ITの研究開発分野の場合、税制上の優遇措置が後押しとなって世界中から企業が集まりやすい基盤が整っています。